骨盤底筋群のケアって何するの？

以前、骨盤底筋について記事を書いたのですが、
実際どうケアするの？
という所を突っ込んでいきたいと思います。

まず、ケアと言ってもオイルを使って指でほぐしてケア等
様々ですが、ここでは、『使い方』です。

色んなお悩みが出てから、
相談を受ける事が多いなぁと感じるのですが、
お悩みが出てからだと少し感覚を掴むまで、時間がかかる場合も。

筋肉が固まっていると、呼吸とともに解すところからはじまり、
そこから使い方。
ほぐれていなければ使おうと思っても動かないのです。
粘土をしばらく置いておくと硬くなる、
使う前にもう一度こねて使いやすくするあの感じ。

そしてまずは単体でコントロールする。
今まで意識的に使ってこなかった方は
とにかく押し出そうとしがち。
引き上げる感覚を掴むところから。

だけど、ただガチガチに引き上げてキープをしておくわけではなく、ナチュラルに。
クラゲか海の中を泳いでる時のようなあのふわふわ感。
呼吸とともに骨盤底筋もふわふわに上下する。

また、それを意識的に使えることも大切。
呼吸と繋げられると横隔膜にもアプローチできる。

それが馴染んでくると骨盤底筋単体ではなくて、
足裏や内腿、背骨の方まで連動する感覚が掴めてきます。
これがいわゆる身体をつなげるという事。

どんな動きも身体を楽に動かせるようになるのです。
そうして、しなやかなボディラインへと近づく事ができるのです。

たかが骨盤底筋。されど骨盤底筋。です。
身体の中心にある骨盤。
生きていく上では欠かせない排泄コントロール。
背骨を下から支えていると言っても過言ではない決して大きな筋肉ではない骨盤底筋群。

小さな筋肉たちが肩を組んで強力して支えてくれているのです。
まさに縁の下の力持ち。

ないがしろにせず、意識的に大切にしていきませんか？
なんとなく想像はできても、
『合ってるのかよくわからない』
なんて方も多いのではないでしょうか。

是非お気軽にトレーニングにいらしてください！！